知的生産性が上がるオフィスとは何かについて考えている。
そのためにはまず知的生産性とは何かを定義する必要性がある。
生産性はシンプルにインプットとアウトプットの比とし、インプットを時間とお金(時間も金額換算できるが)とする。
ここまではいいとして、問題はアウトプットである。画期的独創的なアイデアが生まれることが目標関数としても、その画期性、独創性をどう評価するかが本質的課題である。
ここではイノベーションの核となるアイデアとしよう。破壊的なイノベーション。イノベーションとは単なる要素技術ではなく、誰をターゲットにどういうソリューションをどうデリバーして収益を上げるかの事業モデルを組み立てられて初めてイノベーションとなり得る。
基本的なフレームワークをこう設定することして、そのようなイノベーションを設計する上でオフィスがどうあるべきかをシリーズで考えてみたい。続きは明日。