コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

ショパン前奏曲集作品28(51)研究再開7日目ー第7番イ長調

ショパン前奏曲集作品28解凍、7日目は第7番である。

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怖い曲である。作品28中最も音が少ない曲。ひとつの音の意味がますます大きい。

冒頭の「ミドーレシーシーシー」をどう弾くか。このモチーフは曲全体を通じて8回繰り返されるが、この「シーシーシー」は同じ「シー」を3回繰り返すものではもちろんない。しかも6回目の場合は松葉(クレッシェンド)がついているので、他とはまた異なる弾き方になる。

しかもdolceとわざわざショパンは書いている。つまり「きわめてやさしく」「とてつもなくやさしく」弾かなければならない。ピアニストとしての「やさしさ」の極限が試される。

そして15小節目の3拍目の右手の前打音をどう弾くか。

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などなど考えるべきこと、やるべきことは多い。