友人がつい先ごろ樺太(サハリン)に旅行してきたので、先日自分が行ってきた沖縄の八重山諸島とどれだけ距離があるのか調べてみようと思いましたが、サハリンはロシアなので、日本列島の端から端までどれぐらい距離があるのかにしました。
北東の端から南西の端までというと、北東は知床岬から、南西は与那国島の西端にある日本最西端の碑の間の距離が最も長そうです。
稚内だとかえって大圏距離は短くなるのですね。また南端というと小笠原諸島なのですが、これでもやはり短くなります。
上の図に示したのがGoogleマップで大圏距離が簡単に出せるので両地点間の距離を測った結果ですが、3,003kmでした。長いですね。
リンクはここです:
しかしそれでもたとえばアメリカ合衆国で調べてみると、ロサンジェルスからニューヨークまでが3,928kmと、日本の端から端までよりさらに1,000km近く長いのですね。やはりアメリカは広大です。
いつもこのGoogleマップでいろいろな都市間の距離を測って遊んでいます。
ちなみに東京から地球上でもっとも遠い地点は理論的には20,000km先、地球の裏側の南大西洋上なのですが、ここには陸地はありません。
大体この辺です。Googleマップによると20,037kmとあります。ウルグアイからおよそ1,200kmの沖合にあります。東京から小笠原までの距離が約1,000kmですからほんとに遠いですね。
赤道長が40,075kmですから、地球がやや楕円球(東西方向に長い)ことを考えても、20,037kmというのが最も遠い地点であると考えてほぼ間違いないと思われます。
ここに離島があったらよかったんですけどね。
ちなみにギネスブックが認めた「世界で最も孤立した有人島」であるトリスタン・ダ・クーニャは最も近い大陸まで2,400kmある絶海の孤島で、同じく絶海の孤島であるイースター島等は異なり定期便も無く簡単に旅行できない島が南大西洋にあります。
東京からの大圏距離は測ってみたところ17,540kmでした。まったくの裏側というにはほど遠いですがしかし何かこうこの地球の裏側の絶海の孤島というと掻き立てられるものがありますね!