仕事の事情でRPAについて調べ考えてみた。
robotic process automationの略で、digital labor(デジタル労働者)などとも呼ばれ、金融機関などで業務効率化による人件費抑制を目的に導入が進んでいる。
基本的には定型的なバックオフィス業務を対象に、その名のとおりロボット(ソフト)によるプロセス自動化で高速化と品質確保が目的となる。
いくつかのベンダーやRPAに詳しい同僚にも話を聞いたが、やたらと喧伝されているほど賢いものではない。とてもAIと呼べる代物ではない。
20年以上前からあるマクロと大差はない。
コンサルタントとして言わせていただくと、しかしプロセス再定義を適切に行なうこととセットで導入すれば意味はある。がしかしそれではすぐに導入して効果が出るというものにはならない。
新たなコンセプトのように見えるが少なくとも現時点では飛びつかない方がいい。