コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

スーパーセレブねこ集合の確率は如何に

2年前からやっているのんびりほんわか系大ヒットアプリは、メジャーアップデートのたびに1匹もしくは2匹「レアねこ」さんが新たにキャラとして追加されます。

既にレアねこさんは22種類いらっしゃるのですが、中でもいま個人的に「スーパーレアねこ」として最上位に位置づけている4匹がいます。

それはせばすさんとさふぁいあさんのペア、しのぶさん、それに最新のみかづきさんです。

なんとこのスーパーレアねこ全員が一同に会するという歴史的事件が先日発生したのです!

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これは太陽系で言えば惑星直列、グローバル経済で言えばブラックスワン(頻度的に)匹敵するとも言えるかもしれないが言えないかもしれない稀有な事象です。

厳密に事象発生確率を求めるにはこのアプリのアルゴリズムを解明し確率モデルを構築し計算する必要があるので、これは今後の重要な研究課題です。

これまでの洞察によると最新キャラ達はAIである可能性もあり、単純なポアソン過程やマルコフ連鎖ではない可能性が高く、解明には困難が予想されます。

 

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番作品58

ピアノ協奏曲はおそらく1,000曲を超える膨大な数の作品がありますが、中でも(というかもちろん全て知っているわけでは到底ありませんが)好きな作品は以下の5曲です(時代順):

 

 

いままでモーツァルト23番Kv488の3楽章、シューマンの全楽章、プロコフィエフ2番1楽章はオーケストラと共演したことがあり、サン=サーンスの2番1楽章、ラフマニノフの3番1楽章、カプースチンの2番はオーケストラパートを担当したことはあるのですが、実は上記5曲の中でも中学生の頃から好きな曲であるベートーヴェンの4番はあまりに畏れ多くてこれまで一切弾いたことがありませんでした。

 

このたび恩師がコンチェルトの勉強会を来月開催していただくので、昨日思い切ってベートーヴェンの4番1楽章で申し込みました。

これまで遊びで弾いてきたことはあるのでまったく一からということではないのですが、オーケストラと合わせるということはソロ以上に「弾けて」いなければなりません。当然ながら、自分の音だけではなくオーケストラの音を聴くことができ、呼吸を合わせなければならないのです。もちろん間も併せてです。

 

ピアノ協奏曲第4番 (ベートーヴェン) - Wikipedia

 

この曲の演奏には数々の名演がありますが、個人的にお勧めしたいのは以下の録音です:

Clifford Curzon(YoutubeにもiTunesにも残念ながらありません・・・)

・・・と思ったらありました!1楽章だけですが。40年前のミュンヘンでの録音です。

www.youtube.com

 

「ピアノがキング」的な協奏曲とは異なり、シューマンもそうですがピアノとオーケストラが対話することが前面に出ている曲ですね。それだけにピアニストの実力が本当に試される難曲ですががんばります!

 

関係妄想

関係妄想という言葉を初めて知った。

統合失調症の多様な症状の一つである妄想の一種で、目にしたこと耳にしたこと何でも自分に関係がある(特に悪い意味で)と思い込むことだそうだ。

自分は自己診断すると被害妄想が強いタイプなので、褒められても素直に受け取れない。褒められているのは単なる社交辞令だと捉えるのみならず、褒められていない部分はダメなのだと思ってしまう。

何でも自分のせいだと思う、自己帰属の癖がある。

しかし何でも自分のせいだと思うのはある意味で傲慢であるとも思う。世界の全ての現象を自分が何とかできるなどと思うのは唯我独尊ではないか。全知全能の神じゃあるまいし。

自分は受け流すこと、受け容れること、寛容することが不得手である。

傲慢かもしれないが、しかしこの癖が無かったら今まで勉強も仕事もピアノも努力しなかったかもしれない。特に仕事では、プロジェクト責任者たるもの、如何なる不測の事態に陥っても自分の全責任において「なんとかしなければ」ならない立場なのだ。

ピアノにしても、全ては自分のイマジネーションと表現技術次第なのである。

どちらかにしても、成果の全ての責任は自分にかかっている。

問題は、如何に客観的に物事を捉えることができるかだ。冷静に。どんな状況でも情報は不完全である。解釈も一通りではない。

悪いように解釈することはビジネスのリスク管理上有効なのでバイアスがかかっても良いが、良い解釈もあり得ることを常に忘れてはならない。

褒められているのは本当に心から良かったと思ってくれているのかもしれない。自分の良いところが伝わったのかもしれない。ポジティブにバイアスをかけても良いのではないか。少なくともおとといの演奏はあの状況であれ以上のものは出来なかったし、自分なりにベストを尽くして準備し本番に臨んだのだからそれで十分としよう。受け容れるのだ。そして前を見て進もう。

はてなブログアプリにログインできない件でサポートが不可解な件

昨日、この1年と1か月毎日投稿しているこのはてなブログiOS版アプリが突然、アプリをアップデートした訳でも再インストールした訳でもないのにログインを求めてきました。

正しいIDとパスワードを入力してもログインできず、規定回数に達するとロックされてしまい24時間ログインできなくなってしまうため、「Forgot password?」をクリックし、パスワードを再設定したにもかかわらず、やはりログインできず、ロックされてしまいました。

そこではてなブログのサポートに連絡したところ、このような返答がきました:

 

When a "Login failed" error is displayed, the user ID or password is incorrect.
Your login is case sensitive, so please check to see if you are entering upper case or lower case letters.
This error may come up with the iPhone in particular, since the first letter of the word you are typing is automatically capitalized.
You may want to enter your password using a different location, and then copy and paste it after making sure it is correct.
Also, after a set number of unsuccessful login attempts you will be temporarily locked out for 24 hours in order to protect your account.

 

えっ?IDかパスワードが間違っている?そんな筈はありません。IDはデフォルトで正しいものが入力されているし、パスワードはこれまで一度も間違えたことのない打ちなれたパスワードです。

iPhoneだからcase sensitiveというのもおかしいです。パスワード入力の際に最初の文字が自動的に大文字になるなどということは他のアプリでも一度たりとも起きていません。


はてなブログのサポート大丈夫なんでしょうか。

 

その旨伝えたところ、今度は日本語で回答が来ました。

 

ログイン時にエラーが発生する場合、記

入されている内容が登録情報と異なる内容となっております。また、前回のご連絡にも記載いたしました通り、はてなでは規定回数ログインに失敗しますとロックがかかる仕様になっておりますので、恐れ入りますが24時間後に再度ログインをお試しください。24時間後にログインをお試しいただいてもログインできずエラーが発生する場合には、念のため下記のページよりパスワードの再設定を行っていただきまして、新しいパスワードでログイン操作をお試しいただけますと幸いです。https://www.hatena.ne.jp/remind

 24時間を過ぎたのでやってみましたが、それでもログインできません。

 

ところが、いま試したところ、今度はIDもパスワードも入力を求められず、iPhoneアプリでブログが閲覧・編集できるようになっています。

 

これもおかしい。というのはその後の返答で:

はてなブログアプリでロックがかかっている場合、24時間経過しなければロックは解除されず、弊社側からも解除はできません。

 

とあるのです。そんな筈はないでしょう。管理者の権限が制限されているならそれは管理者ではありません。

 

ほんとにはてなブログ大丈夫なんでしょうか。

 

今のうちにバックアップとっておき、いざというときは他のプロバイダに引っ越す準備を万端に整えておくことをお勧めします。

OCNのようにある日突然閉鎖され、それまでに投稿した内容が回収不可能になったケースを知っています。友人は音楽関係のとても重要な(おそらく世界である作曲家の最も有用情報源であった)投稿を喪ってしまったのです。

備えあれば憂いなしです。

読書メモ:口から食べる幸せを守る-生きることは食べる喜び

自分が主催する研究会のテーマの話です。

研究会では、テーマ毎に、日本で第一人者とされる方のお話を生で聞いて議論することがもっとも効果的かつ効率的と考えており、何人かお話をうかがう約束をさせていただいているのですが、口腔ケアというテーマでエキスパートを探していたところ、小山珠美先生の名前が挙がりました。

先生の最新著書はこれです:

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これはまさに目からうろこの本でした。

先生自身、口腔ケアの専門家ということではないのですが、それどころではなく、私もすっかり忘れていたというか見過ごしていた視点を思い出させてくれると共に、食べることというのが如何に重要なことかをあらためて思い知らせていただきました。

食べることが重要だ、と言われると、「あたりまえじゃないか」とみなさん言われるでしょう。

しかしそう答える方々の何%が、どのくらい重要であるかを理解されていることでしょうか。

特に、患者さんにとっての意義がどれほどのものかを理解されているでしょうか。

この小山さんの本を読んで最も「はっ」と感じたのは、「患者も生活者である」という一文でした。

その他にも重要な気づきを与えてくれた記述がたくさんあります。とりわけ:

  • 重度の脳梗塞四肢麻痺の方が口から食べるリハビリで(医者も驚く)回復を遂げ、退院時には杖をついてではあるものの自分の足で帰った
  • 食べることは命の根幹であり、それを剥奪されている福祉社会などあってはならない
  • 悲しい現実ではあるが、病院側の人間にとって胎児なのは、患者さんの幸せよりも医療安全、つまりトラブルが起きないこと
  • 現在の嚥下障害の診断は、食べる練習をする機会を十分に与えられず、つらい検査によって下されることがほとんど
  • 医師をトップにおく組織図とチーム医療の組織図は違う。前者はヒエラルキーでも後者はフラットであるはず
  • 現在の医療は食に関しては課題が山積しており、伝承すべき食事介助の技術が伝えられない構造になっている
  • 患者を臓器ごとに捉える医療ではなく、人として捉えなければならない

などといった記述です。これ以外にも患者さんや患者さん家族の言葉や、小山先生の協力者である医師や看護師の方々の言葉も豊富にリアルな形で盛り込まれており、ひとつひとつに「なるほど」と思わされることばかりです。

小山先生は自らNPO法人も立ち上げられ、口から食べることの医療における重要性を広く訴える研修や講演を全国でなされており、また医療を変えるのに必要なエビデンス構築にも力を入れておられます。

たとえばこのような論文を出されています:

www.ncbi.nlm.nih.gov

 

ふと思ったのは、新しい治療法(医薬品や医療機器)はますますその経済性の評価が問われており(医療経済評価)、たとえばよく使われる医療経済評価指標としてQALY(quality-adjusted life year、質調整生存年)が使われ、このQはQOL(quality of life)を意味し、「最も健康」な状態を1、死を0としてその中間はどれだけ「普通の」生活ができるか、どれだけ移動できるか、痛みや不安はどうかといった尺度で評価されますが、小山先生の言われる「食べることは命の根幹」であり「食べることによって疾病からの回復力が増す」という視点に立てば、QOLの尺度に明示的に「口から食べられること」があり、しかもそのウェイトは高いものであるべきでしょう。

 

立ち読み:バーチャル・エンジニアリング ~周回遅れする日本のものづくり~

今月から本格的に日本の製造業を改革する取組を始めたので、同僚のプロたちに日本の製造業の現場の話を毎日聞いています。

その話の中には日本を代表する製造業各社のエピソードが至る所に出てくるのですが、自分もこれまで製造業各社のコンサルティングを手掛けてきてはいるものの、実際の現場で何が起きているかを詳細にみることはほとんどなかったので、特にこの10年ぐらいで起きていること、特に欧米や中国で成功している、あるいは飛ぶ鳥を落とす勢いで伸びているメーカーの話を聞き、それらのメーカーの取組と日本のメーカーの取組の差に愕然とします。

それを説明するキーワード(のひとつ)がバーチャル・エンジニアリング(virtual engineering)です。

同僚から聞いている話では、欧州のメーカーの例で、開発の80%はすべてコンピュータ上で進められ、しかも製品の3Dデータ(CAD)がメーカー内のすべての関連部門(設計、生産技術、製造など)でリアルタイムで共有されるのみならず、場合によってはサプライヤーとも共有されるため、手戻りもなく、また次工程の準備も工程の進捗を予測して進められるためロスタイムもなくなるというものです。

最近こんな本が出ています:

Amazon CAPTCHA

本田技研におられた方が書いているので自動車の話になっていますが、同僚の話を聞く限りこれはどの製造業セクターにも共通した話のようです。

そして、バーチャル・エンジニアリングが進む欧米と日本の彼我の差はこうしている間にもどんどん開いていく。周回遅れが2周、3周遅れになり、もはやまったく勝負にならない状況になってしまう、そのような強烈な危機感を覚えます。

日本でバーチャル・エンジニアリング、設計・開発・製造工程のデジタル化が進まないのは従来日本の製造業が得意としたきた「すり合わせ」にあるようです。これはまさに成功の負の遺産に他なりません。

しかしすべての日本企業がそうだということではなく、中には健全な危機感を抱き(一部ではなく会社全体として)、真剣に本格的にデジタイゼーションに取り組むところはある筈です。そしてそのような会社を支援していきたいと思っています。

 

一言で

地下謎への招待状2017コンプ!

通勤の片手間おとといから始めた地下謎への招待状、きのうコンプしました!

毎年新しい工夫がなされていてとても楽しいです。

ウェブサイトのヒントが昨年より親切になったのは初心者にはいいかもしれませんが、謎解きに自信のある方はぜひノーヒントでやってみてください。とても脳が活性化されます。

あとそれと同時にかなり歩くことになるのでこれもまたとてもいいですね。

普段乗降しない駅に行くのも新鮮です。

24時間乗車券があるのでどれだけ乗ってもOKですし。

来年1月いっぱいやっているのでぜひ挑戦してみてください!

地下謎への招待状2017

きのう首都圏は各線の事故で大混乱で、職場に着くまで3時間もかかりへとへとでした。

東京メトロをよく使うのですが、どの駅からどのルートで行けば歩行距離含め最も行きやすいかを覚えておくことは、重要な仕事術です。

たとえば市ヶ谷から目黒に行くルートはJRで代々木乗り換えか東京メトロ南北線で1本で行くかどちらが楽か早いか、といったことはNavitimeなど使っても必ずしも最適解が得られません。

この訓練を楽しくできるのが、毎年東京メトロが開催する「地下謎への招待状」です。

ルールにより一切ウェブ上などで答やヒントを記載してはならないのですが、これは脳トレにもなり(かなり頭を使います)とても楽しいです。

今年は4回目の挑戦ですががんばります!

通勤や外出のついでに少しずつ進めることもできます。

おすすめです!

コカコーラコーヒープラス

炭水化物は極度に制限している訳ではないので、コカコーラの新製品「コーヒープラス」を自販機で発見!即買いしました(*≧∀≦*)

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カフェイン50%増量ということですが、容量が190mlと少ないので、カフェイン中毒者には物足りないかもしれないですがこれで十分です!

肝心の味はコカコーラを少しビターにフルボディにした感じでまあまあ美味しいです。

何よりブーストされた感があるのがいいです!

ブレイクするかも!