昨年(2017年)11月11日にメシアン「みどり子イエスに注ぐ20のまなざし」第6曲「その御方によって全ては成された」に一から着手してちょうど2カ月、毎日(出張で練習できなかった一日を除き)少しずつ練習した進捗状況のご報告です。
20のまなざしは、これまで10番「喜びの聖霊のまなざし」、13番「ノエル」に取り組んでいますが、それでもこの最難曲とされる6番は10番に比べ明らかに進捗は遅く、まだ33.2%ほどしか暗譜できていません(想定演奏時間ベース)。
ただし暗譜のプロセスは線形ではなく、ある閾値を超える(あくまで感覚的な閾値であって定量化したものではない)と進みが速くなるのでここからの進捗が楽しみではあります。
あくまでも目標はメシアンの描こうとした世界を表現することであって、ただ音を並べることではないことは言うまでもありません。
音楽的な理解ができてこそ弾けるということでもあります。