コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

年をとると月日の流れが速く感じる法則

ジャネの法則というのがある。ある年齢で感じる月日の主観的な長さは年齢の逆数に比例するというものである。

ここから対数年齢という考え方も出ている。

しかし年齢の対数を短絡的にとると0の対数はマイナス無限大に発散するので不都合である。こういう短絡的なことをしてはいけない。

そもそも自然界の現象は対数で説明すると自然なことが多い。

地震マグニチュード、音の大きさと高さ、などなど。

人間おそらく多数派の方々は自分の年齢を(ある一定の年齢を過ぎると)大っぴらに言いたくはないことだろう。また特に女性に年齢を聞くこと自体はなはだ失礼な行為にあたる。

しかし対数で表現してみてはいかがか(逆算したら判ってしまうのが問題だがその場はしのげるかもしれない)。

たとえば30歳であればその自然対数は3.40119738166で、40歳なら3.6888794541139である。

「おいくつですか?」というはなはだ失礼な(犯罪的に)質問に対しては、「きのう誕生日で3.40119738166になったぞ!」とか「先月ちょうど3.6888794541139になりましたのよおほほほほ。」と返してみてはいかがだろうか。もちろん対数の底が何であるかは言わない。

太陽に伴星は存在するのか

気の合う同僚と話していたら、太陽は連星系であり、伴星が存在し、その伴星が地球上の生物の大絶滅の原因であることを信じているということだったので興味を持ち、少し調べてみた。

今年になって恒星は連星系であるという発見があり、それ以前からも太陽が連星であるとしたら(連星は必ずしも恒星ではない)どれなのかという調査分析をNASA含め行なったが、NASAは2012年に公式見解として太陽は連星ではないと述べている。

今年7月の記事に太陽の連星(伴星、companion star)に関する記事が出ている。

www.space.com

その連星はNemesis(ネメシス)と名付けられ、褐色矮星(brown dwarf star)に分類される、仮説(ネメシス)上の星で、その軌道は極めて偏心率の高い楕円軌道で、しかも太陽系の8惑星(冥王星準惑星に格下げされてしまったので・・・)の公転軌道が存在する公転面と異なる公転面であるらしい。この仮説は1984年に過去2億5千万年間の大量絶滅を研究したシカゴ大の学者が発表した研究結果である。

少し前に興味をもってSednaという準天体(太陽系外縁天体)について調べたことがあったが、このSednaという準惑星は遠日点が約1,000天文単位(1天文単位は太陽と地球の間の距離、1億5千万キロ)と極めて遠く(ちなみに冥王星の近日点は29天文単位、遠日点は49天文単位)、公転周期は約1万2千年と長い(冥王星は248年)。

恒星と異なり惑星や準惑星は暗く小さいので距離は近くとも発見が現在の最新の観測システムを用いても難しく、木星より大きいが核融合を起こすほど大きくはなく恒星にはなれない褐色矮星も同じく暗いのでやはり難しく、これまでに見つかっている褐色矮星の数もとても限られている。

ネメシス仮説は学界の主流では認められていないようだが、現在の観測システムで観測されなかったからといって仮説が棄却されたことにはならない。無いことの証明は難しい。

さらなる研究の進展と新たな視点でのブレイクスルーに期待したい。

 

虚仮の一念岩をも通す

愚かな者でも信念を持ち貫き通せば大きな事を成し遂げられるの成語。

愚かな者とはその時代の社会通念に照らしたら愚かかもしれないが振り返ると偉大な人物かもしれない。

ただし単に愚かではない。エフィカシーが高いのだ。彼には何かが見えている。はっきりと見えている。

読書メモ:いたいコンサル すごいコンサル

友人である大学教授と先週会った際に教えてもらったコンサル本。

普段はたとえ元同僚が書いたものであっても買って読むことはしないコンサル本だが、彼がよいと言うからには良いだろうと思い、Kindle版を購入して目を通してみた。

https://www.amazon.co.jp/dp/4532320984?_encoding=UTF8&isInIframe=0&n=465392&ref_=dp_proddesc_0&s=books&showDetailProductDesc=1#product-description_feature_div

この本のメッセージは大きく2つある。

ひとつは、コンサルティング業界が10年単位で世代交代し、現在は「第4世代」にあり「個体差」が大きくなっていること。

もうひとつは、コンサルタントを見分ける10の質問というのがあり、これが(クライアントが自分の参謀を選ぶ)選定基準になるということ。

ネタバレになってしまうのでこれ以上は書けないが、いずれも実際にこの筆者と同程度の期間戦略コンサルティング業界で奮迅してきた身としてはすっきり腹落ちする。

以前コンサルティング業界で「悪貨が良貨を駆逐する」グレシャムの法則について書いた。

 

jimkbys471.hatenablog.com

 

この本は真のコンサルタントにとっては良い本であり、「いい加減な」コンサルタントもどきにとっては命取りにもなる内容である。個人的には歓迎したい。

 

エキサイティングな未来

日本のマクロな状況は少子高齢化国債発行残高と利払負担の大きさ、北朝鮮の脅威、米国や中国、ロシアとの関係、製造業の相次ぐ不祥事、テロの脅威、政治より政局の国政、地方自治体の経営不安など負の側面ばかりが報じられているが、それもこれも未来に希望が抱けないから、あるいは抱けないないように見せているマスコミの謀(或いは無知)である訳で、そんなことに囚われていては我々日本人のエフィカシーはますます下がり、国力が下がってしまう。エフィカシーは可視化・定量化できないのでマネージできないが、自分の考えとしては、エフィカシーが低下すればそれが如何なる組織(国、自治体、企業、官庁であれ何であれ)であろうと個人であろうと能力は低下するのであり、エフィカシーを上げることこそが最善の解決策であると信じている。

国でいえば、アラブ首長国連邦シンガポールベトナムはエフィカシーが高い。

企業でいえば、GAFAGoogleAppleFacebookAmazon)が筆頭であろう。これら4社の時価総額の合計は2.4兆ドル(約270兆円)と東証一部の時価総額(約600兆円)の半分に迫る。個人的には、イーロン・マスクが創業しCEOを務めるスペースX社が最もエフィカシーの高い組織に見える。彼のビジョンは実現不可能と思われることにゴールを設定している典型である。

エキサイティングな未来を描くことは我々にとって今最も重要なことかもしれない。少なくとも個人的にはそう信じている。消費者にしても「液状化する消費者」などと言われる気まぐれで流されやすくかつ消費性向の低い傾向は世界的に(少なくとも先進諸国)では共通のようだ。

では何がエキサイティングなのか。AI、IoT、ロボット、ナノテク・・・これらが有するポテンシャルは甚大だ。

先日読書メモとして投稿した「エクサスケールの衝撃」はスーパーコンピュータの飛躍的な性能向上とシミュレーションが我々の社会、生活を根本的に変える壮大な思考実験だ。通貨、食生活、医療、エネルギー・・・現在大きな問題となっている或いは制約となっているものが解決されるポテンシャルは確かにありそうだ。

毎日情報を得ているサイトのひとつに、Futurismというサイトがある。最先端のテクノロジーを紹介してくれる(英文):

futurism.com

カラパイアやエンガジェットもテクノロジー紹介記事が豊富だが、Fururismは技術ブレイクスルーに限定している。学術的にはNatureやScienceもよいだろう。

地球外惑星、ヘルスケア、エネルギーなど領域毎に記事をみることができる。ぜひおすすめしたい。これらの記事を読んでいると(見出しだけでもOK)未来が楽しみになってくる。

 

エフィカシーの高い仲間

10月からの新しい会社はエフィカシーの高い人ぞろいである。

コンサルはクライアントのエフィカシーを高めるのが付加価値でありその為には自らがスコトーマが外れエフィカシーが高い存在でなければならない。

違う場に来て1ヶ月、この重要なことを実感できた。

これこそが求めていたものだった。

自分の仕事に対するスコトーマが昨日外れた。

れあねこさんたちのこらぼ

えきちょうさんときっどさん。

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きっどさんとしのぶさんとさふぁいあさんとせばすさん。 

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 しのぶさんとさふぁいあさんとせばすさんのあっぷ。

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きっどさんとみかづきさん。 

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しのぶさんとみかづきさん。

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ろじゃーさんとみかづきさん。

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みかづきさんとしのぶさんとせばすさんとさふぁいあさん。

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みかづきさんとねこまたさん。

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なべねこさんときっどさんとさふぁいあさんとせばすさん。

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なべねこさんとみかづきさんとさふぁいあさんとせばすさん。

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しのぶさんとさふぁいあさんとせばすさん。

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ろじゃーさんとさふぁいあさんとせばすさん。

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準れあねこのくりーむさん。これはレア(*≧∀≦*)

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ぷりんすさんとみかづきさん。

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おさむらいさんとみかづきさん。

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おさむらいさんとくりーむさん。

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みかづきさんとせばすさんとさふぁいあさん。

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びすとろさんなべねこさんせばすさんさふぁいあさん。

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 おさむらいさんとろじゃーさん。剣コンビ。

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おさむらいさんとみかづきさん。

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 おさむらいさんとろじゃーさんとせばすさんとさふぁいあさん。

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びすとろさんとおさむらいさんとろじゃーさん。

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びすとろさんとおさむらいさんとみかづきさん。

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ねこまたさんとおさむらいさん。

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両雄並び立たず

以前あるクライアントの長期戦略策定プロジェクトで自分が発案し提言した「熱きプロ集団」が大変好評を博し採用されたことがある。

しかしこれは言うに易し行なうに難しの典型である。

ある分野に優れたプロで他の分野の専門家と対話ができなければその集団は組織としての能力を発揮できず個人商店に過ぎない。

何を目指しどう進むのか。共通の価値観は何か。お互いに尊敬できるか。組み合わせで何ができるかが明確なのか。そしてそれが顧客に訴求できるか。この問いに全て明確な答えがなければならない。今の自分の使命はその答を出すことにある。

ピアノ練習は祈りである

前々から思っているし、往年の名ジャズミュージシャンの言葉にもあった気がするが、特に毎日バッハとベートーヴェンスクリャービンメシアンを練習していると、練習という行為は「祈り」であるとますます強く思う。

 

キリスト教の祈りについて、Wikipediaにはこうあります:

 

まず神の言葉を聞いて、それに基づいて祈ることが肝心で、単に自分の願いを披露するのではなく、自身の信仰に基づいた決意表明という点である。その意味で、祈りと聖書を読むこととは、クリスチャン生涯では一体的な営みとされる。

 

音楽は神の言葉であり、練習が祈りであって、自分の欲を満たすためではない。そんな心境と信念で練習していると今まで見えなかったものが見えてきたし、自分の音楽に対する姿勢そのものが変わってきた。いままでのつまらないこだわりも捨てられる。