アメリカに2年間住んでいたことがあります。また、出張や旅行で多くの都市に行ったこともあります。なのでいくつか思い出があるか思い入れの強い街はあるのですが、行ったこともないのに思い入れのある街があります。
ペンシルバニア州のアレンタウン(Allentown)です。
理由は一つ、ビリー・ジョエルの歌のタイトルだからです。
1982年に発売されたアルバム「Nylon Curtain」に収録されているこの曲は、Allentownに住む若者がみた当時の社会の悲哀を歌っています(ただしビリー・ジョエルはこの街の出身ではありません)。
隣町の大手製鋼会社Bethlehem Steel(2001年に破綻)が次々に工場を閉鎖し失業者が街に溢れる状況。
何百回聴いたことでしょうか。
ビリー・ジョエルはやはりいいです。