グローバルコミュケーターになるべく、時間を見つけてYoutubeでスピーチを聴く(時にシャドウイングもする)ようにしているが、米国の有名大の卒業式でのスピーチは質が高いので良く聞いている。
大統領の就任演説はキレがあって良いのだが、あまり内容的にはおもしろいものが少ない。
卒業式のスピーチには、大統領、経営者が多いが、俳優もしばしば登場する。
これまで聞いた中で最も印象に残っているのは、マット・デイモンとデンゼル・ワシントン(Denzel Washington)のものだ。
マット・デイモンは先日の投稿でリンクを貼っているので、今回はデンゼルのスピーチを紹介する。
これだ:
2011年、ペンシルバニア大の卒業式である。
ちなみにtranscriptもある:
“Fall forward”
直訳すれば「前に倒れる/転ぶ」だ。意訳すれば「失敗するなら前向きに失敗しろ」である。
「挑戦なくして失敗はない。失敗しないということは挑戦していないからだ」とデンゼルは強調する。
アカデミー俳優で米国人の人気も高いデンゼルには、オーディションを受けても受けても落ち続ける時代があったこと、めげずに受け続けた彼を支えた言葉など、勇気づけられる。