「最も高価な著名人の家」(Top 10 most expensive celebrity houses in the world)というYouTube動画を見てみた。
タイガーウッズ、ブラッドピット、トランプ大統領、ビルゲイツ等の家である。
1位はエリザベス女王の家である。つまりバッキンガム宮殿。
この中で最も欲しいと思った家はビルゲイツのMedina Houseである。米国ワシントン州にある。
価格は(時価評価だと思うが)147.5百万ドル。日本円にして156億円。(ただしこれは2009年時点らしい)
立地も良いし、レイアウトもインテリアもよい。動画は5:41頃から。
詳しい解説はこちら(英語):
欲しいすね。
・・・とここまでで筆を置いてしまうと、単に大富豪の財力を称賛するか羨んでいるか皮肉っているかのようにみえてしまうが、もちろんそんな動機で書いている訳ではない。
ビルゲイツをはじめ私から見て「正しく(といってもMicrosoftは好きではないが)」富(wealth)を築いた人々がこれだけの「豪邸」に住むのは、それだけの価値を生む人間が心身を本当に休める環境が如何に重要であるか、ということを主張したいのである。
「華麗なるギャツビー」のような意味ではもちろんない。
建築を専攻した人間としても、住居というものが如何に重要であるか、単なる贅沢や虚栄などとは次元の異なる本源的な価値を有するものであるか、をあらためてこのような一般受けを狙ったYouTube動画を視ながらも考えている自分はやはりエライのである。