コンサルタント=ピアニスト=ランナーはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストがランニングと仕事術とピアノと英語とかについて語ります

大クズ中クズ小クズ

あまり有名人の言葉とか座右の銘というものはない自分ですが、つらい時に思い出すフレーズがいくつかあります。

その一つが

大クズ中クズ小クズ

です。

これは前職の外資コンサルティングファームで、「シニアが語る会」というのが毎月あって、そこで当時シニアアソシエイトだった同僚が語ったフレーズです。

彼女は結婚されてお子さんもいる、いつも明るく元気で優秀なコンサルタントなのですが、自分の成長をこう語りました:

「私は人間として大クズだった。結婚して中クズになり、子供が生まれて小クズになった」と。とても印象的でした。

決して彼女は自分を卑下しているのではありません。成長意欲てこういうものかなと思った。

自分はそのたとえでいうと大クズかもしれない。

だからせめて中クズになるべく精進しないと。

何事からも何人からも常に人は学べる。

仕事でもピアノでも、クライアントからも先輩からも後輩からも、家でも家族からも親戚からも。

きょうは自分は何を学んだか。明日は何を学べるのか。そう考えれば、どんなことも受け入れられる。

毎日起きてそう思うことにする。

 

fitbit日記:歩いてブリスベーンに到達

まいどfitbit日記です。

まいどといっても3日ぶりです。

前回のミュンヘンから距離で100km超離れた目標だったので。

昨日まで541日間の累積歩行距離が9470kmとなり、東京から大圏距離にして9,467kmのオーストラリア東部の都市ブリスベーンに到達しました。1日平均の歩行距離は17.5kmです。

あ 昨日身体測定しました。

体重は52.6kg, 体脂肪率は6.0%でした。ちょっと増えたかな。

でもがんばってますよね!

ピアノを弾く人はみな貴族になれる

ふと思った。

ピアノを弾くことは喜びのはずなのになんでこんな重苦しい気持ちで弾いているのだろうと。

不世出の天才たちの傑作を、現代のピアノという進化の末にある優れた楽器で弾けるだけで、貴族になれるのだ。

心に余裕を持たないと良い響は生まれない。

もはや18世紀のように王侯貴族の特権などではない。

心は貴族。

ピアノに向かっている間だけでも。

歯周病は万病の素なのかもしれない

最近知見が蓄積されればされるほど、歯周病というのが如何に恐ろしい問題であり、ヘルスケアにおいて重要な未充足ニーズであることが明らかになってきています。


歯周病は欧米ではsilent diseaseと呼ばれ、気が付いた時には手遅れ(歯が抜け落ちてしまう)とされていますが、歯周病の問題はそれにとどまらず、心臓疾患や糖尿病の原因もしくは糖尿病との相互作用、さらには早産やHIV感染症の発症リスクを高めるなど、全身疾患の歯周病原因説を裏付けるエビデンスも蓄積されつつあるようです。

www.jacp.net

歯周病は基本的には生活習慣病なので、生活習慣改善による予防が乳幼児の頃から重要であり(歯磨きしつけ・教育の重要性が高まるということです)、歯ブラシメーカーや歯磨き粉メーカーは歯周病予防の重要性をマーケティング・メッセージとしていますが、実際にその重要性をどこまで明確に認識しているかには疑問が呈されています。
日本歯周病学会など、各国の学会ではその重要性がかねてより訴えられていますが、それでも未だ一般的には歯周病罹患率は高く、歯周病治療のコストは米国では全医療費の5~10%に上る、疾病別では最大のコストドライバーの一つであるという推計もあります。

www.nature.com

もし歯周病と他の疾患との関連性が定量化できたとすれば、さらに歯周病の”burden of disease”としてのランクは上がってしまいますが、それが事実により近いのでしょう。


友人がカナダで歯周病の専門医を開業しているので先日聞いてみた処、カナダは歯周病に関する啓蒙が進んでいるので、カナダで生まれ育った住民は歯周病の率は低いが、アジア系の移民などには歯周病の率は高いそうです。

日本ではあまり治療にレーザーは用いないのですが、カナダではレーザー治療が行なわれいるものの、高コストである割には効果がないそうです。

 

これだけ大きなアンメットニーズがある歯周病は裏返せば大きな市場機会でもあり、イノベーションの可能性があります。

喜びを表す英単語

日本語の「喜び」に相当する言葉といえばjoyかと思いますが、「喜び」にも様々な意味、ニュアンスがあるので使い分けが必要です。

そこでjoyの同義語を調べてみました。いま取り組んでいる曲が喜びに喜びがテーマの多い曲というのが動機です。

同義語を調べる際には、昔本気で英語の勉強を開始したころはSynonyms Dictionaryをいちいち引いていたのですが、いまはGoogle

"joy synonym"

と打つとだーっと表示してくれるのでとても便利です。

たとえば、先頭に出てきたthesaurus.comの結果をみると:

www.thesaurus.com

amusement, bliss, ・・・など46個も類義語が出てきました。

thesaurusとは類語辞典という意味ですね。

これだけでてきてしまうとますます迷ってしまいます。

これはひとつひとう丹念に意味をみて、用例を複数検分しながら使う場面を考えていくしかありません。

実はぼくがボキャビル(使える英単語を増やすこと)で最も役に立った方法の一つがこの類語辞典を使った方法です。

ひとつの言葉に出会ったら、英和辞典で意味を調べることに加えて、類語辞典をこのように使うのです。

joyという簡単な単語でも、類語にはネイティブでも知らないような単語も出てきます。

たとえばdelectation。thesaurus.comの検索結果をクリックし、definition of delectationをクリックすると、過去の用例、特に文学における用例が著者や作品と共にでてきます。

www.dictionary.com

これは勉強になりますね。

ちなみに個人的にjoyの類語で最も好きな単語はeuphoriaです。

日本語では「多幸感」が最も近いでしょう。Billy Joelも歌詞で使っています。

 

かなりの英語力の方にも(さらにはネイティブにも)この方法はぜひお勧めです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

fitbit日記:ミュンヘンに到達

fitbit日記です。

昨日までの累積歩行距離が9,389kmとなりました。

fitbit開始して538日目、12,581,861歩、一日平均17.4kmです。

東京から大圏距離で9,385kmのミュンヘン(ドイツ)に到達しました。

ミュンヘンには社会人になって数年目に国際学会で発表すべくインスブルックに行く際に立ち寄ったことのある街です。

食べ物がおいしかった記憶はないのですが、ビールがおいしかったことだけはおぼえています。

昔、ミュンヘン、札幌、ミルウォーキーなどと言いましたね(古い)。

 

4月になったというのに相変わらず仕事が忙しく、いろいろ書きたいテーマがあるのですが着手できていません。

いくら忙しくても30分でも自分の考えをアウトプットする時間は必要ですね。

 

次の目標は東京から9,467km、オーストラリアのブリスベーンです。

fitbit日記:デンバーとフランクフルトに到達

ここのところ毎日のfitbit日記です。

あたたかくなってきましたので歩くのに励みになります。

昨日は累積歩行距離が9,357km、歩数にして12,542,292歩、fitbit開始してから537日間、一日の平均歩行距離は17.4kmとなりました。

東京から大圏距離で9,339kmのデンバー(Denver)と9,347kmのフランクフルト(Frankfurt)を超えました。

今回はどちらも実際に行ったことがある街です。

デンバーといえば、

フランクフルトといえば、

次の目標は東京から9,385kmのミュンヘンです。

自分をマーケティングする

セルフブランディングという言葉があります。

セルフブランディング - Wikipedia

これによると、「企業や組織に所属しない「個人」が、自らをメディア化し、自らの力でプロモーションすること」とあります。

ぼくは日本の大学院を修了して最初に務めたのは、日本の大企業でした。社費留学制度で運よくアメリカのビジネススクールに進み、MBAを取得した訳ですが、当時は他のMBAの方々のように、コンサルティング・ファームや投資銀行に転職してキャリアアップするという発想はまったくありませんでした。

もともとあまり地位とか高収入とかには興味がなく、自分が打ち込める仕事があればそれでよかったのです。それは今でも基本的には変わっていません。

MBAを取得して復職し、4年ほどその日本の大企業の本社で新規事業開発でいくつか成果を挙げました(会社を設立したり、新たなサービスを企画して提供開始したりしました)が、あるときエグゼクティブ・サーチの会社(つまりはヘッドハンターですね)から声がかかり、ある大手外資系戦略コンサルティング・ファームを受けてみないかということで、あまりコンサルティングというものを良く知らないまま受けたら、これまた運よく受かってしまいました(後から聞いたら中途でもかなり競争率は高いようです)。

転職はこれを皮切りに、このあと大手外資系医療機器メーカー、その後大手外資系戦略戦略コンサルティング・ファーム、そして今の国内系アドバイザリーファームへと、都合4回転職しているのですが、転職の成功には、その当時ではそうは呼ばれませんでしたが、この「セルフ・ブランディング」は欠かせません。

しかしこのセルフ・ブランディングという言葉自体は新しい概念でも何でもなく、マーケティングに他なりません。

これが判っていないと、こういう記事に書かれるような「痛い」ことになります:

diamond.jp

マーケティングの本質とは、単に宣伝することではなく、価値を訴求することです。

自分をマーケティングするのですから、自分という商品は何がユニークなのか、そしてそのユニークさは自分を買ってくれる相手(転職の場合は受ける企業)にとって意味のあること(その企業が求めるポジションの要件への合致度)でなければなりません。

職務経歴書や履歴書には、一通り自分の学歴・職歴を書きますが、重要なのは自分がどういう強みをどう発揮しどう成長し価値を生み出してきたかをわかりやすく書くことです。何をやったかだけをつらつらと書いている履歴書もありますが、自分も採用担当としておそらく数千人の履歴書を見てきて思うのですが、実際の面接の際に、それをだらだら話すひとはまず間違いなくひっかりません。

要は自分をストーリーとして語れなければならないし、ストーリーに説得力を持たせる材料、ファクトとしてどこで何をやったか、というエビデンスが職歴なのです。

ぼくの場合は、応募する際に、すべてをまんべんなく書くのではなく、そのポジションに合った職歴を強調して書くようにしています。

また、どういう人物であるかが判るように、自分のモットー、信条を書くようにしています。たとえば、「迷ったら難しい方を選ぶ」というのがモットーのひとつです。

 

fitbit日記:フェニックスとアムステルダムに到達

fitbit日記です。

昨日までの累積歩行距離が9,330kmとなりました。

fitbit開始して536日目、12,205,318歩、一日平均17.4kmです。

東京から大圏距離で9,304kmのアムステルダム(オランダの首都ですね)、9,314kmのフェニックス(アメリカ、アリゾナ州)に到達しました。

どちらも行ったことのある街です。

といっても、アムステルダムは3年前に出張でルクセンブルクに行った際にスキポール空港で乗り換えただけなので、行ったうちには本来はいらないのかもしれませんが。

オランダの人ってやっぱ背が高いですね。

うわさの男子トイレもやはり便器の位置が高かったです(汗)。

フェニックスはもうずいぶん前ですがドライブで行きました。夏はやたらと暑くなることで有名な街ですね。40度超えます。

次の目標は東京から9,339km、コロラド州デンバーです。