自分を相対化し客観視するために幽体離脱して月ぐらいの距離から自分を見てみた。
職業柄幽体離脱は適宜かなり頻繁にやるべきことなのだが、しばらく心に余裕がなくしておらず、それが却って余裕を失くさせる悪循環に陥っていたことに気づいた。
日本はおおむね平和だ。気候変動が起きている。世界は必ずしも平和ではない。が、それも地表面の話。
欲望の機械と化している。
村上春樹が言っているように人は夜中にロクなことを考えない。
しかしぼくに言わせれば昼間もロクなことを考えない。
おいしいものを食べてよく眠れさえすれば幸せなのだ。
対数時間に生きている我々にとって成人の期間は短い。
すべてがおまけだ。