昨日NHK Eテレで毎年楽しみにしている日本音楽コンクールのドキュメンタリーを放映していたので、録画して観ました。
今回は例年と異なりピアノ部門にフォーカスした1時間ものでした。
本選は聴きに行けませんでしたが、1次から3次までは半分くらいは聴いたので、自分が聴いたコンテスタントが出ていて親近感が湧きます。
予選を聴いていて特に印象に残った原嶋さん、鐡さん、吉見さん、小井戸さんがいずれも本選に勝ち残ったのも自分の評価と審査員の評価が一致していて(これまでは結構外れました)自分の耳も成長したように思います。
吉見さんは演奏に自己効力感(エフィカシー)の高さを感じました。コンクールではエフィカシーの高さは、もちろん音楽的に様式感含め正しいことをやった上でですが、極めて重要な要素であるとあらためて思いました。
練習ではクリティカルに緻密に、しかし本番では自分の可能性を信じること。やはりこれに尽きる気がします。