自己啓発の領域ではこれまで頻繁にロールモデルというものが取り沙汰されている。
ロールモデルとは以って自らの範とすべき人物のことである。
仕事でもプライベートでも、その功績や生きざまが自分の目指すものであるような人物がいれば、目標が視覚化でき、励みになるだろう。
自分にはしかし昔からこのロールモデルというものが無いし、あえて探そうとも思わない。
外から見える人の功績や生き方はあくまでも結果であり、コンテクスト依存のものなので、果たしてそれが自分が目指すべきものなのかは分かり得ない。
外形的な目標に捉われるのも今の自分には興味がない。
むしろロールモデルは持つべきではないというのが結論。
不要ではなく無用。