先輩(会社役員)から勧められた本に目を通してみた。
モノ造りでもインターネットでも勝てない日本が、再び世界を驚かせる方法―センサーネット構想
- 作者: 三品和広,センサー研究会
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2016/03/25
- メディア: Kindle版
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経済的に敗北している(そう既に敗北している)日本にとってのmoonshotとして三品先生が提唱するセンサーネット構想とは何か。
インターネットでもない。
IoTともイコールではない。
industrie 4.0とも違う。
米国や中国や欧州と競争の軸をずらし、米国や中国や欧州が採択し得ない戦略を日本は構築し遂行する。
モノづくりに引きこもることなく、「技術力」を生かし起死回生の逆転満塁ホームランを打つ。
単なる戦略論ではない。
気鋭の学者がアカデミアならではの視点で書いた渾身の一冊である。