仕事でスタートアップの支援もしているので、起業について国会図書館で文献を検索していたところ、この本が目に留まった。
なぜ世界のお金持ちの35%はユダヤ人なのか? ユダヤの神を味方につければ起業は必ず成功できる!
- 作者: 滝内恭敬
- 出版社/メーカー: サンライズパブリッシング
- 発売日: 2019/01/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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かつてユダヤ人の強みについて調べていたこともあり、金銭を尊いものと考える考え方、「満場一致だったらその案は棄却する」など、いくつか教訓は胸に留めていたものの、あらためてこの滝内さんの本をぱらぱらと読んでいたら、新たな示唆を得た。
それは:
「聖書はビジネス書である」
という一言である。
これは強烈なメッセージである。
アメリカ人の好きな自己啓発ものには、頻繁に聖書のフレーズが出てくる。
Lord、Jesusといった言葉を日本人が表面的に「神」「イエス」「創造主」「造物主」と置換してもその本質は理解できない。
文学にしても芸術にしても聖書に由来するものは数多あり、映画もしかりである(たとえばマトリックス)。
ピアノを弾く身にとっても、バッハに限らずやはりキリスト教に造詣があると無いとでは音楽の理解に大きな差が出る。
聖書は和訳と英語版を持ってはいるものの、あまりに分厚いこともあり、通読したことはこれまで無かった。
ということでこの10連休(とはいっても仕事はあるのだが)、どこまでいけるかわからないが聖書を創世記(Genesis)から始めて通読にトライしたい。
Kindle版をダウンロードした。