コンサルタント=ピアニストはきょうも語る

現役経営コンサル兼ピアニストが仕事術とピアノと減量と英語と沖縄とかについて語ります

科学

恐怖症

誰しも多かれ少なかれ恐怖症はあると思う。 何かを異常に恐れること。なぜと問われても怖いものは怖いのだ。 自分の場合は3つある。 一つは閉所恐怖症。エレベーターとか無窓居室(特に面積の小さい部屋)は怖い。脂汗をかき激しい動悸がするというほどでは…

SFの新たなジャンルを築いた名作

自分にとってSF(サイエンス・フィクション)は単なるエンターテインメントを超える意味を持っている。 今も現代の我々に勇気を与える名言「人間が想像できることは人間が実現できる」と言ったのは確かH.G.ウェルズだと思ったが、SFは人間のイマジネーション…

常識を疑え

常識とは何か。 一般的に正しいとみなされること。 知っていて当たり前とされること。 そう。常識はまず知っていなければならない。 その上で疑ってみる。 ただし、ただ否定するだけではない。 なぜそれが常識なのかその理由を理解することだ。 皆がそう言う…

【読書メモ】クリエイティヴィティ

仕事、ピアノ、筋トレ、ランニング、すべてにおいて圧倒的な質と生産性向上が見込まれるフロー体験についてさらに研究すべく、 原典とされる本を読んでみた。https://amzn.to/2FQ99qv クリエイティヴィティ : フロー体験と創造性の心理学 図書 M.チクセント…

ゾーンに入るにはどうするか

コンサルという仕事上、毎日のように提案書やプレゼン資料を作成している。 一つ一つが非定型の完全カスタマイズであり、また作業報告や分析結果の羅列に終わってしまっては当然いけないし、独創的な発想やフレームワーク、インサイト(洞察)が常に求められ…

動的平衡と企業戦略

以前の投稿でも取り上げたが、生物学者福岡伸一氏の「動的平衡:生命はなぜそこに宿るのか」を仕事の必要で読んだが、これは数年ぶりに出会った良著だ。 あらためて企業戦略への示唆について考えを述べてみる。動的平衡というのは実は自分の分野でも常に考え…

実現させたい新製品

人類の歴史上、テクノロジーは人類を苦しみや恐怖から解放し、効率を上げ、知的進化に貢献してきた。 テクノロジーは火を使うことや石器を含む。 そして今も、現代人を苦しめ非効率に苛んでいる一切の行為から現代人を開放すべく、先端を含むテクノロジーは…

何か大きな力によって物事を為している感覚

ここ数週間で心の変化が起きている。仕事でもプライベートでもピアノでも、自分だけの力でやっているのではなく、何か大きな力によって物事を為しているという感覚だ。同僚や、クライアントや、家族や、友人や仲間によってというのもあるし、それ以上の力、…

【アップデート:良書チェック】未来に先回りする思考法、そしてHVE

経営コンサルという仕事柄、年に数百冊のビジネス書、経済書に目を通すのですが、おかげで自然と速読になってます。 以前このブログで私見を披露させていただいたのですが、ビジネス書の99.5%は読む価値がありません(1,000冊を超える本をチェックしたこと…

【良書チェック】宇宙と宇宙をつなぐ数学(3度目の紹介)

この本をブログで取り上げるのは3回目になるのだが、これまで書いていないがどうしても書いておきたいことがあってあえて投稿する。 amzn.to 以前の投稿はこちら: jimkbys471.hatenablog.com jimkbys471.hatenablog.com それは何かというと、本書のテーマで…

矛盾にこそチャンスがある

ビジネスチャンスを見つけるには矛盾に着目するとよい。 たとえば、ノンアルコールビールはアルコールは飲めない(或いは飲んではいけない)けどビールを飲みたいという(従前の)矛盾を解消することで生まれた商品。 元来の「何でも突き通す矛と何によって…

シナリオプランニングの核心

これまでに何度かシナリオプランニングをコンサルティングプロジェクトとして実施し、またあらためて今般もシナリオプランニングを複数件相談されている。 シナリオプランニングとは、元々は大手石油会社であるシェル(Royal Dutch Shell)が、企業戦略の策…

宇宙と宇宙をつなぐ数学(加藤文元)を読んでおもったこと

加藤文元さんの宇宙と宇宙をつなぐ数学を読んでいて思い浮かんだ名言がある。 宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃 作者: 加藤文元 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/04/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る アインシュタイン(Albert …

p進数を学ぶ

というものがあることを知ったのは数年前で、友人の数学者から教えてもらった。 p進数のpは素数(prime number)である。 学校でも2進法、10進法については習うが、p進数はそれとは異なる。 (参考)Wikipediaにある解説: https://ja.wikipedia.org/wiki/P…

パラレルワールド

パラレルワールドというものを信じる。 非科学的という人もいるが、現代の科学で説明できるものだけを信じていたら、無味乾燥で狭い世界でしかない。 先週木曜から、思いがけない良い事が連続して起こっている。 先週から思考を完全なるポジティブに切り替え…

【読書メモ】音楽の感動を科学する

自分がある本を手にするかの基準には、「超」「最強」の他に、「科学する」とタイトルにあるものは手にしないというものがあるのだが、例外的に読んでみた。 というのは、レビューを見て、これは読むに値するかもしれないと思わせる、本書のユニークなアプロ…

【読書メモ】ムラムラする宇宙

東大の吉田直紀先生が書いたわかりやすい天文学の本を読む。 ムラムラする宇宙 (学研科学選書) 作者: 吉田直紀 出版社/メーカー: 学研プラス 発売日: 2014/06/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る そう。一言でいうとわかりやすい。 こういう本…

【読書メモ】生命とは何か

子供の頃から岩波文庫の大ファンである。 今でも良著を読もうと思ったら書店でまず岩波文庫の棚を見に行く。 自分の基本方針として、書物に関しても芸術に関しても「時の試練を受けていないものには時間を使わない」というのがある。 岩波文庫はいずれも古今…

スーパームーン

ここ数日月が大きく見える。いわゆるスーパームーンである。 月の軌道は楕円形であるため、地球との距離は一定ではなく、約36万kmから約40万kmの間で変動している。 現在は。 この軌道形状による周期的変動とは別に、月と地球の距離は歴史的にも変化を続けて…

パラサイト・イブに思う

約20年前だろうかパラサイト・イブという映画が公開されたのは。 瀬名秀明によるミステリー(ホラー?)原作を三上博史と葉月里緒菜主演で映画化したものだ。 TVでしか見ていないし原作も読んでいないが、要はミトコンドリアが人類に取って代わろうと永年画…

動的平衡

生物学者福岡伸一氏の「動的平衡:生命はなぜそこに宿るのか」を仕事の必要で読んだが、これは数年ぶりに出会った良著だ。 動的平衡というのは実は自分の分野でも常に考えていることだが、その概念をモデル化し数式でわかりやすく説明する能力は科学者の範で…

ブログ開始2周年

2016年9月11日にはてブロ開始、昨日でまる2周年。 短い記事長い記事合わせ、毎日投稿し続け、合計942記事。 始めたきっかけは、自分が発信したいことを発信し続けることで、アイデンティティを明確にしようと思ったが、インプットのためのアウトプットとなり…

Society 5.0ではなくSociety 4.1(あるいは4.0.1?)

・・・というべき内容。インフレも甚だしい。●●x.0という表現は、そもそも大きく市場・業界が変わることを意味する。 マーケティング戦略の一環として業界関係者が言うならまだしも、政府が言うからには具体性はともかく、Societyがどう変わるかのかめざまし…

キャズムとトルネード

今となってはマーケティングの古典とも言えるジェフリー・ムーアのキャズムとトルネード。 ハイテクスタートアップの成長継続を決める要因と戦略について書かれた二部作、Crossing the ChasmとInside the Tornadoである。 キャズムの内容はこの5分と短い動画…

火星は大接近しない

ここ数日メディアを火星大接近なる熟語が賑わせているが(いや正確にはメデイアが主語)、火星は決して(少なくとも我々に関係する時間軸では)大接近しない。いやできない。 火星は地球型惑星でその直径は約6,800kmと地球の約半分の巨大な岩である。 今年4…

地球上に蟻は何匹いるのか

我が家の3階のバルコニーには蟻さんが多く訪れる。 決して蟻は嫌いではないが、あまりに多いとさすがに気味が悪い。 蟻の行動を見ていると、なんだかとても組織立って行動しているように見える。 自分たちの生息にふさわしい新たな場所を探し、巣を作り、卵…

デトックスは食事から

約3年前に重症アレルギー発作防止のため開始した生活習慣改革は食事と運動、それにサウナ、そして医薬品やサプリ断ちの4点が主眼である。 食事および経口摂取するものは全て身体を汚すものという基本的考えに立脚し、できる限り野菜を多目に、塩分糖分を控え…

月と地球の奇跡的な関係

The Economist誌7/5号にWorld ifという特集がある。 「もし〜が〜だったら」というトピックで10ほどの記事があり、その中に「もし地球に月がなかったら高度な知的生命体は存在しない」という仮説が述べられている。 www.economist.com 地球と月の関係は太陽…

特異点解消定理

中学の頃、親から勧められて広中平祐先生の「学問の発見」を読んだ。 広中平祐先生は代数幾何学の世界的権威で、フィールズ賞受賞者だ。 フィールズ賞受賞の理由は特異点解消定理である。 当時の自分はおろか今でもその理論を理解しているとは言い難いが、次…

我々は多元宇宙に住んでいるのか(The Economist動画を翻訳)

多元宇宙は自分にとって今関心の高いテーマの一つです。 The Economistは科学技術においても優れた記事を書いていますが、YouTube動画に多元宇宙について解説したものがありましたので、それを翻訳付き(Google翻訳を修正しました)で記載します。 動画はこ…